寒い冬を乗り越える!冷え性対策の食事法とは
2024/12/06
皆さんこんにちは!
PCP 坪井です。
12月が始まり寒い冬がやって来ました。この時期になると、「手足が冷える」「朝起きても疲れが取れない」といった冷え性に悩まれている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、冷え性改善に役立つ食事のポイントをご紹介します。
1.冷え性の根本原因とは?
そもそもなぜ冷え性が起こるのか?その原因は色々ありますが、次のような事が考えられます。
- 自律神経の乱れ
- 筋肉量の低下
- エネルギー不足
特に女性は月経で貧血になりやすく、ホルモンバランスの変化で自律神経が崩れやすいため男性と比べて冷え性が多い傾向にあります。
2.食事から始める冷え性改善
食事から出来るアプローチはまず「朝食をしっかり食べる」ことです。
・朝食を必ず食べる
朝食には睡眠中下がった体温を上昇させて、体内の生活リズムを整えてくれる働きがあります。吸収された栄養が分解されエネルギー(体熱)となって消費されてるんです。これを「食事誘発性熱産生」といいます。食事をした後に体が温かく感じるのはこのためです。
朝食を抜いた状態で仕事を行っていても、エネルギー不足で体温が上がらない状態が続くので集中力も持たず、仕事のパフォーマンスも上がりにくくなります。また、生活リズムが崩れ夜更かしの原因にもなります。
・タンパク質を摂る
筋肉量を維持・または向上させていく為にはタンパク質が必要不可欠になります。
また、先程説明した「食事誘発性熱産生」はとる栄養によって消費するエネルギー(熱の発生)が違います。
炭水化物で6%、脂質で4%ですが、タンパク質だとなんと30%も消費してくれるんです。
つまりタンパク質を摂ることで、効率的に熱を生み出すことが出来るようになります。
忙しいときこそご飯だけで済まさずに、卵や納豆などのタンパク質を組み合わせて摂ってみて下さい。
3. 冷え性対策の食事法
- よく噛む
よく噛むことで食事誘発熱産生が発生し、身体が温まりやすくなります。 - 温めて食べる
野菜やたんぱく質がたっぷり入ったスープを取り入れることで体が温まりやすくなります。 - スパイスや食材を活用する
唐辛子に入っているカプサイシンや加熱したショウガは血流を改善させて体温を上げてくれる作用を持ちます。その他にも玉ねぎやカブ、ネギなどを入れることで内蔵の動きが促進されて基礎代謝が上がりやすくなります。
これらを活用して寒い冬も乗り越えていきましょう!
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