指導で役に立ったコレクティブエクササイズ_PCPアカデミー卒業生の声④
2021/10/08
PCP養成スクールアルムナイ事務局の橋本里美です。
このスクールの卒業生で、現在ピラティス・ヨガインストラクターとしても活動をしています。
【指導で役に立ったコレクティブエクササイズ_PCPアカデミー卒業生の声】
ピラティス:「スタンディング ロールダウン&プッシュアップ」
ポーズ改善
本日は
[グループエクササイズ:ピラティス]のレッスン中で
エクササイズ改善につながった例を紹介します。
【問題】
●ピラティスのエクササイズ
【スタンディング ロールダウン】 → 【プッシュアップ】
クラスでこのエクササイズを行うと、
プランクのポジションまで行き着くまでに、
ただ前へ前進して両手で歩いているのがよく見受けられます。
エクササイズの効果が得られていないのが予測できました。
エクササイズ以外に、どう体を使っていないか理解ができていないことが
理由だと考えました。
インストラクターから、明確でわかりやすい説明を加える必要性を感じました。
【見識】
●両手で床を押して、ただ前へ前進して両手で歩いていること
がメインになっている。
→ショルダーパッキングができていない。
(ショルダーパッキング:肩甲骨の内転・下制)
→足が動くごとに体の動きにブレが大きく見られる。
そのため、これらのポーズで効果が得られる
●体幹部の安定と全身の強化が、効果的に得られない。
【クラス中のご提案】
●コレクティブエクササイズ
ハンドウォーク
<目的>
◉肩甲帯/股関節の柔軟性と安定性の向上
◉肩甲帯/股関節の柔軟性と安定性の向上
◉ローテーターカフ・体幹の強化
◉協調性 (動作パターン)の向上
〜PCPアカデミー :コレクティブエクササイズ参照〜
→ショルダーパッキングをメインに説明と実践。
動きとしては途中までは同じです。
【修正の利点】
コレクティブエクササイズでは、
▷ピラティスのエクササイズよりも、
できる範囲で遠くまで両手を前に伸ばし、体幹に負荷をかける動きが入ります。
そのため、コレクティブエクササイズの
ハンドウォーク(足関節を使い、膝は伸ばしたまま動きます。)
の方が、肩周りや体幹部位に負荷がかかり、不安定さがあります。
ハンドウォーク(足関節を使い、膝は伸ばしたまま動きます。)
の方が、肩周りや体幹部位に負荷がかかり、不安定さがあります。
▷床に置く手がどんなところにあっても
肩甲帯安定性の向上につながり
▷体幹を使いながら、体幹も強化され
▷手、足を使い腰のポジションが上下する中、
全身の協調性を向上につなげる。
また
ピラティス、ヨガには、ショルダーパッキングを要するエクササイズが沢山でてきます。
ピラティス、ヨガには、ショルダーパッキングを要するエクササイズが沢山でてきます。
ショルダーパッキングは必須です。
💡コレクティブエクササイズは
正しい体の使い方に導くための目的・動きの注意点がはっきりとしています。
この知識とエクササイズを学ぶと、
レッスン中に
コレクティブエクササイズ
とお伝えしなくても、
とお伝えしなくても、
◉インストラクターにとっては → 指導内容を向上させやすく
◉お客様にとっては → 効果を短い時間で出しやすく
なります。
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大切な点を見落とさないように、
インストラクターとしてはキューイングを工夫していきたいと思います。
スタジオによるとアジャストが禁止されているところもありますよね。
わかりやすく明確なバーバルキューの研究は続きます。
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以前は、動作の的確な修正方法がわかりませんでした。
💡 PCPアカデミーのパーソナルトレーニング養成で学び、
今では【コレクティブエクササイズ】も取り入れる等になり、
お客様に早く効果を出すことができるようになりました。
▷コレクティブエクササイズとは
クライアントの体のクセや機能不全を改善して正しい使い方に導くための運動のこと
参照:PCPブログ(2020.4.5)
これからもヨガ・ピラティス・グループエクササイズの指導現場で
PCPアカデミーで学んだことで指導に役立った事例をお届けしていきます。
パーソナルトレーナーの知識が身につくと
動きを解析していくのは楽しいです。
より一層、効果のでるようにお役立ちしていきたいです。
💡 PCPアカデミーでは、
ケーススタディを授業に多く取り入れています。
そのため、知識だけでなく、分析する力を養うことができます。
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