トレーナーになるキッカケ
2023/05/23
代表の吉田です。
30年ぶりの再会
今日は30年ぶりの嬉しい再会がありました。
花王の陸上部の戸舘トレーナー
私がトレーナーって職業を人生で最初に知り、更に心の何処かで憧れがあって現在に至ると想っています。
30年前の話
未だに鮮明に覚えています。
高校3年生の春
順天堂大学の記録会でレース中にハムストを肉離れしました。。。。
高校総体の埼玉県予選会まで残り1ヶ月
めちゃくちゃ、調子が良くて埼玉県大会は勝てると思っていた時でしたね。(新人戦は優勝していたし)
肉離れした時は中程度で歩けない状況
「俺の高校生活は終了したし、大学にも行けないだろうな」
って絶望的な感情だった。
そんな絶望的なところを陸上部の監督が動いてくれました。
当時、埼玉栄高校の陸上部がスポーツメーカーのA社と関わりがあったので、その繋がりでA社のトレーナールームに治療にいけることになりました。
そこで衝撃的な体験をすることになります。
大宮から足をひきづりながら、まともに歩くことができない状態で、A社がある錦糸町までいきました。
そこには、2名のトレーナーの方がいて、当時の日本代表選手も治療やケアに来ていました。
雑誌で見るような有名な選手ばかりがいました。
絶望的な私を見てトレーナーさんは、
「大丈夫だよ!!1ヶ月あればなんとかなるよ」
って笑顔で声をかけてくれて、人生で初の鍼治療をしてくれました。
なんと。。。。
歩けなかったのが、、、
普通に歩ける!!
嘘だろ!!
この人神様か!!
って印象でした。笑
1ヶ月間は治療に通わせていただき、リハビリ指導もしてもらいました。
そして、なんと試合に間に合ったんです。
さらには予選で自己ベストを更新しました。
残念ながら、準決勝では体力が残っておらず。。。敗退しましたが。
トレーナーってすごいなって人生で最初に感じた瞬間でしたね。
その後、治療家のスペシャリストはたくさんいるので、怪我をする前にサポートするトレーナーを目指して、今の私がいます。
そんな、命の恩人みたいな方に30年ぶりに再会できて最高でした。
そろそろ、陸上界にも何らかの形で貢献できるようにしていこうかな、、、
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