美しい姿勢の作り方②
2019/07/01
皆様こんにちは。
本日は、「美しい姿勢の作り方②」
前回の記事↓の続きになります!
では、美しい姿勢を作る為に、実際にどの様なトレーニングを選択しているのか?
その選択するまでに至った一部の過程をご紹介です。
ヒントである「重力に抵抗」している時、筋の収縮様式はいかほどですか?
私達トレーナーは、学校(専門・大学)や資格試験の際に必ずと言っていいほど習う事項の中に、筋の収縮様式があります。
・等尺性筋収縮
・伸張性筋収縮
・収縮性筋収縮
・・・と、代表的な3つ。
(※それぞれの内容は割愛させて頂きます。)
それぞれがどんなものか?というのは、机上、学問の中で教科書的に学習するものです。
「筋トレ」と聞いて、想像したり、本を読んだりす時に、より多く目にする鍛え方は、その中の収縮性筋収縮です。
そして、姿勢を正す為に、腹筋・背筋をやろう!!と思った際に思い浮かぶ種目として、
例①)クランチ腹筋→背中を丸めて、腹筋の収縮性筋収縮を起こすトレーニング
例②)フロア背筋→背中を反らせて、背筋の収縮性筋収縮を起こすトレーニング
ここで、思考を巡らせていくと「ん?」となる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
冒頭の「美しい姿勢」と「重力に抵抗」です。
果たして、どのような筋収縮が起こっているのでしょうか?
大きなイメージとして、
・姿勢を正す(重力に抗っている最中)は伸張性筋収縮
・良い姿勢をキープする際は等尺性筋収縮
⇒ここで例①②のトレーニングが、本当の意味で最適で、効率良く、効果の高いトレーニングになるかどうかを考えます。。。
現状、私たちの中で出ている答えとしては、例①②ではなく、重力に抗った中でのトレーニングに負荷を掛けていく事を念頭に、様々な角度から、必要なスイッチを入れていくトレーニングを選択しております。
最高に思考が明確であり、常に整理された情報処理ができているトレーナーであれば、当たり前に実施している上記の思考。
トレーナーの勉強(解剖学?生理学?運動力学?種目配列?沢山の種目や効かせ方を覚える?)は沢山ありますが、様々な分野の情報を明確に整理して、現場で活かす事が出来ているトレーナーはいかほどでしょうか?
PCPでは全てのトレーナーにその様な時間をしっかりと確保して貰い、全員で学びの場を設け続けております。
一覧へ