コーヒーはパフォーマンスを上げるのか? ― 集中力,ダイエット,慢性疲労の視点から
2026/01/16
こんにちは、PCPの若林です。
コーヒーは「集中力を上げるため」「眠気を覚ますため」に飲まれていることが多い飲み物です。
ただ、現場で多くの方を見ているとコーヒーがパフォーマンスを支えている人もいれば、
逆に疲労を長引かせている人もいます。
その違いは、体質や生活背景に合った使い方ができているかどうか。

コーヒーの主な成分と役割
コーヒーが身体に影響する理由は主に2つの成分にあります。
カフェイン
・集中力、認知機能の向上
・持久力の向上
・インスリン感受性の改善
クロロゲン酸
・認知機能のサポート
・腸内細菌バランスの改善
・腸バリア機能(タイトジャンクション)の改善
・抗酸化酵素の生成促進
重要なのは「良い、悪い」ではなく、今の自分に合っているかです。

なぜコーヒーは睡眠に影響するのか
カフェインの血中半減期はおよそ8時間とされています。
コーヒー1杯(150ml)には約100〜150mgのカフェインが含まれます。
入眠の8〜10時間前までに摂取すれば、就寝時には覚醒作用を感じにくい量まで低下します。
しかし夕方以降のコーヒーは、自覚がなくても睡眠の質を下げていることが少なくありません。
またカフェインはマグネシウムの排泄も促進するため、寝つきの悪さや疲労感につながることもあります。
昼に眠くなる人は「コーヒーナップ」
昼食後に強い眠気が出る方は、短時間の昼寝とコーヒーの組み合わせが有効な場合があります。
カフェインは摂取後30分ほどで血中に現れ、約60分でピークを迎えます。
10〜20分の仮眠前にコーヒーを飲むことで、起床時に覚醒が立ち上がり、スムーズに活動へ戻れることがあります。

ダイエットや脂肪燃焼への影響
カフェインとクロロゲン酸は、脂肪合成を抑制し、脂肪分解、脂肪燃焼を促進します。
運動前に体重1kgあたり3.0mg以上のカフェインを摂取すると、有酸素運動中の脂肪利用率が高まる可能性もあります。
ただし、慢性的に疲労している状態ではこの効果は得られにくくなります。
コーヒーを飲む際の目安
・1日2杯まで(150〜200ml/杯)
・カフェイン量は1日300mg以内
・最終摂取は入眠8〜10時間前まで
・慢性疲労、低血糖、糖尿病、妊娠中、胃炎のある方はディカフェ推奨
最後に
コーヒーひとつ取っても、正解は人によって本当に違います。
仕事量、運動量、睡眠、血糖の傾向。
その時々の状態によって、同じ選択でも身体の反応は変わります。
だからPCPでは、トレーニングだけでなく、こうした日常の選択についても
「その都度、一緒に整理すること」を大切にしています。
「今日はどう考えればいいですか?」
「今の状態だと、これはどうでしょう?」
そんな疑問が出てきた時に、いつでも相談できる存在でありたいと考えています。
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