胸椎の伸展を向上させる
2022/04/21
PCP養成スクールの卒業生
:橋本里美(PCP認定パーソナルトレーナー/ピラティス・ヨガインストラクター)です。
トレーニングの初回のアセスメントで体をチェックさせていただきますが
改善の必要がある代表的なこととして、
胸椎の伸展が不足していることをよく見受けます。
リモートワークが増え、デスクワークの時間が増えているクライアントが多いようです。
その時の姿勢はどうしても姿勢が崩れがちで、背骨を動かさないで同姿勢で長い時間を過ごしてしまいます。
→
胸椎の伸展の不足を引き起こします。
⚫︎骨盤も一緒に後ろに傾き、お尻が硬くなる。
⚫︎巻肩から猫背になり、背中の筋肉が緊張する。
肩こりにつながることも多い。
⚫︎猫背の状態では、胸の筋肉が硬くなる。
→呼吸が浅くなる要因にもなる。
⚫︎胸椎の動きが少ないために、腰椎と頸椎の動きを大きくして動作を行ってしまう。
そのために腰椎と頚椎はスタビリティー部位にもかかわらず、動かしてしまうことで負荷が強くなる。
結果
不調を引き起こしてしまう。
全身に様々な影響を与えます。
長期的にも、短期的にも
改善をしていくトレーニングが必要になります。
胸椎の伸展を向上させるには?
様々な方法がありますが、簡易に取り組みやすいものをご紹介します。
【方法】
グリッドフォームローラーに肩甲骨を乗せる
→
頭の後ろで手を組む
→
お尻をマットから浮かせないようにし、頭をマットに近づけていく
→
伸びるところで5秒前後キープする。呼吸は止めない。
5〜10回繰り返す。
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このエクササイズを行うと、
胸椎の伸展がずいぶん促されます。
その後に続いて行うエクササイズのプログラム内容に
よりよく影響します。
是非挑戦してみてください。
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